ニュージーランド軍レーション
[Hunger buster]
南半球にあるニュージーランドは、もともと先住民マオリ族が住む日本の約4分の3ほどの島で、1642年タスマン(オランダ人探険家)により発見されました。 その後英国人のクック船長による探検調査のちイギリスに報告がなされ、1840年よりイギリスの植民地となりました。 その後英帝国議会のウェストミンスター法受諾、1947年より英国法から独立した立法機能取得し、ニュージーランドと言う国になり現在に至ります。
(しかし元首はエリザベス二世女王)
国防はイギリス軍に頼らず、自国防衛のための独自の軍隊を持っていますが、2003/4の段階で陸海空全軍あわせ正規兵8,604名と非常に小規模の為、オーストラリアとの密接な同盟関係を維持しています。

レーションのパッキング状態
現在の食生活の基本スタイルは主にイギリス式ですが、同じような歴史背景を持つオーストラリアの影響も多大に受け、
透明ビニールの外袋といい、単品パックの緑の色の感じといい、なんとなくオーストラリアレーションに感じが似ていますね。
実際、最近のオーストラリアレーションの内容物には、NZ製のレトルトなどが使われています。
オーストラリア軍やイギリス軍同様、この一パックで一日分のを構成しています。
但し今回ご紹介するのは、基本的には軍用と同じ物が使われていますが、内容物の構成を少し変えた民生品であり、軍用と比べると多少内容が異なります。
具体的には軍用の場合、メインミールのレトルトが2つだったり、ドリンクや調味料の種類と量が増えていたり、付属物にマッチや食器を洗うためのスポンジが加えられていたりするのですが、インスタントラーメンは1つに減らされています。
もしも軍用が手に入れば比較の意味でご紹介しますが、まずはこちらでNZレーションの雰囲気を味わってください。
ちなみに最近入手したNZレーションは、イラク派遣軍仕様となっており、内容物のパックの色がグリーンからベージュに変わっていました。

外箱に貼られたメニューリスト&その他データです。
民生向けNZレーションのメニューバリエーションは,ここにある5種類。
それもメインレトルトの内容が変わるだけで、その他の内容はほぼ統一されています。
四角の中の数は、BOX12食のうちのメニューの配分を示す。
中身を広げてみた状態。
A インスタントヌードル
B インスタントヌードル
C メインミールパック
D SULTANASドライフルーツ
E SULTANASドライフルーツ
F Muesli (果物入りシリアル)
G ドリンク&付属品セット
H チョコレート
I チョコレート
J コンデンスミルク
K アプリコットスプレッド
L ビスケット
M Museli Bar (フルーツビスケット)
N Museli Bar (フルーツビスケット)
メインミールのレトルトは1個で、300g入り。 陸自のカレーパックのように自立させることが可能。
各メニューの構成はメインメニューの違い以外はありません。
でもってさらに(G)の中には
a 紅茶ティーバック
a 紅茶ティーバック
c チーズスプレッド
d 砂糖
e 砂糖
f インスタントコーヒー
g インスタントコーヒー
h 塩
i 粉末ジュースの素
j 輪ゴム
気になる中身の状態を記録しました
ニュージーランドレーション 試食レポート
ちなみに「歴史群像 No.57 2003年2月号」にも、NZレーションの中身が掲載されています。
ニュージーランドレーションは、このような状態でダンボールの箱に収められてきました。

1箱12人分入り


ダンボールの側面には、Hungerbusterと書かれていますが、 Hungerは飢餓とか空腹とか言う意味。