ポーランド軍戦闘糧食

隣国から何度も侵略され続けてきた歴史を持つポーランドは、現在どのような戦闘糧食を装備しているのか? 
東西冷戦時代は、ワルシャワ条約機構軍に、そしてソ連が崩壊した現在は、NATO軍として様々な活動に参加しているポーランド軍は、現在二種類の戦闘糧食を装備しているようだ。 一つは一食分を紙製の箱に詰め、それを三箱積み重ねた状態でラッピングを施し、一日分とした物。 もう一つはアメリカ軍のMREに酷似した厚手のポリパックに一食分を詰め、任務の期間に応じて必要な数のパックを配給するタイプの物である。
この二つのタイプの戦闘糧食は、1食分の内容物が酷似している事から、箱型を旧タイプ、パック型を新タイプだと考える事も出来るが、箱タイプ物には朝食専用の箱があり、珈琲のクリームとして、またはビスケットに付ける塗り物として消費する、チューブ入りコンデンスミルクが1本付属する。 歯磨きチューブと一緒で蓋を閉めておけるので、一日掛けてゆっくり消費する事が出来るのだ。 パック入りの場合、朝昼晩が関係なく1食1パックが基準なため、チューブ入りコンデンスミルクは付属せず、この事から長期の任務には箱入りを、短期の任務にはパック入りを使い分けている可能性もある。


1食分の箱を3段積み重ねてラッピングし、3食=1日分として配給しているタイプである
3箱の中のうち1箱は朝食専用だが、昼と夜の箱の中身は殆ど同じ。



米軍レーションに酷似したパック入りレーション。
1食が1パック。8種類以上のメニューがあるようだが、特に朝昼晩の区分はない。
(メニュー表が無い為、現在の正確なメニュー数は不明)
現在、写真に写っている2種類のパッケージデザインを確認している。




ポーランド軍レーション試食

ポーランドレーションはどれも内容物が似通っている為、一番内容物が豊富な、パック入りの物を代表してご紹介。