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ロシア軍個人用戦闘糧食
Индивидуальный рацион питание



かつて旧ソビエトは米国との最大の対立国として、世界を二分する強大な軍事バランスによる冷戦構造を生み出した。 
そしてソビエト連邦崩壊後の今なお、世界有数の軍事力をロシア軍は誇っている。
現在の総兵力は103万7千人、地上軍(陸軍)、海軍、空軍の三軍種と、戦略ロケット軍、宇宙軍、空挺軍の三独立兵科から成る。 
その戦う胃袋を支えるロシア軍戦闘糧食は、現在確認されているだけで、プラスティックバック入りの地上軍作戦用一日分 、
地上軍作戦用半日分、 軽量山岳作戦用、小型艦艇用、 非常用、 さらにグループ用や箱入り航空機搭乗員用、 
予備役用など、様々な物が用意されているのだ。 
今回はその中で、地上軍作戦用一日分である、
Индивидуальный рацион питания боевой (ИРП-б)を紹介しよう。


上記写真に写っている緑色のプラスティックトレーに、朝昼晩(24時間分)の食品が詰め込まれており、
総重量はおよそ1.4Kg サイズは縦37Cm×横24Cm×厚8Cmとけっこう嵩張る大きさである。
このトレーにはご丁寧に取っ手まで付いているが、華奢で平べったいので持ちにくいのが難点だ。
しかしその薄さゆえ、片手で5個くらいなら一度に運べるので、纏めて運ぶ時には便利だろう。
実はロシアでは殆ど見分けの付かない民間向けタイプも出回っているので、注意が必要だ。 
見分け方としては、個々のパッケージに赤い星をデザインしたロゴマークが入っているものが軍用品である。


トレーパックタイプにも、仕切りが付いているものや戦勝記念印刷が施された物など、色々なタイプが存在し、
今回試食したものはトレーに全く仕切りが無い メニュータイプБ
通常、トレーに仕切りがあるものは1食分づつ小分けされているか、
1食の組み合わせを記した紙やシールが付いているはずだが、
今回は全く指示が無いので、こちらで適当に3食分に分けて試食する事にした。
故に組み合わせがおかしいと思われる事もあるかと思うが、平にご容赦願いたい。

内容物紹介
(試食レポは写真をクリック)
 第1食

 クラッカー

 リンゴジャム

 紅茶

 砂糖

 缶入りランチョンミート

 ミートペースト
 (ガーリックレバー風味)
第2食 

クラッカー 

リンゴジャム 

レモネード 

牛塩茹で肉 

ミートペースト 
(ガーリックレバー風味 )
 第3食

 クラッカー

 粉ミルク
 (ビタミン・ミネラル添加)

 カーシャ

 トマトソース

 ミートペースト
 (ガーリックレバー風味)
アクセサリー 

スプーン 

カンキリ? 

ナプキン 

ウエットティッシュ 

防風マッチ 

固形燃料・ストーブ 

浄水剤 



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