マユハキタケ

不整子嚢菌のカキノミタケはエウロチウム目マユハキタケ科。
マユハキタケ自体は山荘フィールドで時々見かける。樹種も不明なくらい朽ちた切株に群生するがじっくり手に取って見たことはない。
とてもキノコには見えなかったから。
木のイボ。千切ると取れる。
右側が出たての幼菌。
ハケ状の菌糸を伸ばして大きくなる。
イボの下半部は材質。
それから上部がキノコなんだろう。
不整子嚢菌なのでこれが閉子嚢殻。
被膜が有るように見えないので、ごく薄い消失性閉子嚢殻なんだろう。
閉子嚢殻を破った菌糸束は筆状、ハケ状になって伸びる。
材との接点で子嚢を作る。
当然消失性子嚢。
中に8個の子嚢胞子。
カキノミタケに非常によく似ている。
成熟して子嚢から飛び出した胞子はワイン色。
成熟胞子は横に何本かの稜を持つ。
菌糸には粉状の物体が付着、胞子を引っ掛けながら先方に送り出しているようだ。