イグチの地下生菌

山荘近くの墓地のスダジイ樹下。
ビロード頭の赤茶色キノコが頭を出していた。
大きいものは1.5cm、根をくわえ込んでいる。
断面はゼリー状の小室が密集。
7/8キノコのページの
Octavianinaだと思って持ち帰り。
大外れ!見た事の無い胞子。
サイズ、形がバラバラの楕円胞子なのである。
片側が切形なのはMelanogaster、
油球が見えるのはRhizopogon
に似る。



どうやら
Alpovaという地下生菌らしい。
Alpova rubescens の記述に一致する。
先が丸くふくらんだシスチジアが無数にある。
担子器もシスチジア同様先端が大きくふくらんで、胞子を横に張り出すように付ける。
(メルツアーでも良く見えない)
レッドで染めたらやっと見えた。

Alpova、
最近の報告ではイグチ類に極近縁、
イグチ類の地下生菌とされている。
なるほど胞子はそういえば・・
でも担子器はイグチ類に似ても似つかない形状だが。