閉子嚢殻と早失性子嚢

今シーズン、カキノミタケは9/30、10/6、10/21、10/22、11/4と今日、6回も載せてしまった。
この子嚢菌の異端児、不整子嚢菌綱のキノコを見ると子嚢菌が良く見えてくる(気がする)。

特徴は閉子嚢殻(cleistothecium)
と早失性子嚢だが。
10/6採取、以来次々と感染してソーメン状と球状子実体を出した山荘の柿の実カップ、
今はカチカチに干からびて見る影も無い。
球状果が残っていたので切断。
中は固い石灰状に変化。
中はしっかりと子嚢胞子健在!
この球状果が1個の閉子嚢殻。
cleistothecium、
子嚢は消えてもしっかりと胞子を保護している。
もっと古い9月採取の柿の実カップ。
カキノミ球状果はティッシュペーパーの水が多すぎドロドロに溶けてしまったやつ。
柿の実は黒く残骸として残る。
黒い粉を覗くと。(水封で赤く出る)
お見事ー!
黒色部は胞子が詰まった子嚢がいっぱい。
(背景の筋はティッシュペーパーの繊維で)
この子嚢、早失性どころかしっかりと胞子を保護している。
不整子嚢菌の子嚢は薄くて未発達なのかと思っていたが、閉子嚢殻が無い場合、子嚢は消えずに残ってその役目を果たしているようだ。