不整子嚢菌綱の閉子嚢殻

去年は随分不整子嚢菌綱のキノコを見た。
不整子嚢菌綱の主要目は
・エウロチウム目
・ツチダンゴ目
・ホネタケ目
・ウドンコ病菌目
ひと通り各目の閉子嚢殻を見たことになる。


エウロチウム目
マユハキタケ科の
マユハキタケ
Trichocoma paradoxa
これもマユハキタケ科の
カキノミタケ
Penicilliopsis clavariaeformis
の閉子嚢殻断面。
ツチダンゴ目
Elaphomyces sp.
前年のセミ死骸にポツポツ。
ホネタケ目
基準属のOnygenaではないが
Arthroderma sp.
クリの葉裏に黒い点々。
ウドンコ病菌の閉子嚢殻。
ここまで小さいともはやキノコとは言えないが。
ウドンコ病菌目
Phyllactinia sp.
(ここからは顕微鏡の世界、100倍で)
子嚢殻から延びるappendage附属糸に支えられ、クリの葉の表面から浮いているようだ。
カバーグラスを押して閉子殻をつぶすと、割れた閉子殻から小判型の胞子が飛び出すのが見える。

この閉子殻、葉裏から飛んで他物に付着、休眠、翌春パックリ割れて胞子の放散をするらしい。