山荘のツボカビ

ツボカビ釣りの餌は麻の実やセロファンを使っているが、釣れるのは卵菌ばかりでツボカビはなかなか釣れない。
(茹でた麻の実に来るのは卵菌ばかり)
山荘の屋根から雨水の流れ落ちる雨樋の下の泥。ここにツボカビが棲んでいた。
(灯台元暗しだった)
カップに入れた泥に水を追加、入れたセロファンの切片に掛かった。
セロファンの表面に茶色の丸いコロニーをつくった。
2/8の「カエルのツボカビ病」のAllomycesは特殊なツボカビ、カワリミズカビ。

これがツボカビらしいツボカビ。
四方に菌糸を延ばす。(仮根)
中には仮根端に球嚢をつくるものも。
きれいなピンクの色素を出すコロニーも。

いずれもツボカビの遊走子嚢だと思うが。(と言うのは嚢中に遊走子が見当たらないが・・)

セロファン端のこのコロニー、外部に無数の遊走子が見える。後方に1本の鞭毛のようなのでこのツボカビの遊走子だと思う。



ツボカビ、最近の生物分類学上非常に重要な位置取りにある。
後方に1本の鞭毛を持っていることが、OPISTHOKONTA(オピストコンタ)後方鞭毛類、菌類と動物とが同じ上界に位置づけられる根拠の一つとされている。
後方鞭毛の遊走子の写真がうまく撮れるようになったら、また突っ込んで見ようと思う。