ナシ赤星病菌

サビキンの中で最も有名なのが
ナシ赤星病菌。
この時期、ビャクシン属Juniperusの葉上に冬胞子を作る。


民家のカイズカイブキ生垣、
雨後だったので鮮やかなゼリー状塊りを発見。
容器に入れ忘れ2〜3日後、
こんな色に。
ビッシリと冬胞子。
間もなくこの冬胞子は発芽、担子胞子を作る。
担子胞子は風散布により付近のナシの葉に移る。ナシではサビ胞子をつくり果実に多大の被害をもたらす場合が多い。
カイズカイブキを通り過ぎ山道に入る。菌にやられたヒメウズがボーっと立っている。
これもサビキンの仕業
Leucotelium pruni-persicae
(又はSorataea)
leuco白い telia冬胞子
普通冬胞子は黒ー褐色なのにこいつは白いコロニーを作る。

pruni-persicae
モモだけでなくウメにも移り、モモ白サビ病、ウメ白サビ病を起こす。

ナシ赤星病ほどの害は与えていないようだ。
そのヒメウズの葉裏はサビ胞子でいっぱい。

植物病原菌については、菌に対して和名が付いているのではなく、病気に対して和名が付いているようだ。
同じ菌が起こした病気でも宿主が違うと別の病気となる。
上記の
Leucotelium pruni-persicae
モモに移ればモモ白サビ病、
ウメに移ればウメ白サビ病となる。