洞窟Lindtneria

山荘主のフィールドの神社。
石垣から今年もLindtneriaが出はじめた。
このLindtneriaの生態は興味深い。
(2006/9/11のページ、「Lind.百態」を御覧ください。)

石垣の間の洞窟の奥にまで張り付いている。
鮮黄色の独特の管孔を持つコウヤクタケ類だ。
胞子は、中央部のトゲが円盤状に連結、「空飛ぶ御釜」型となる。
これもフィールドでは一般的な地下生菌、
Stephanospora sp.
上記Lindtneriaの地下生菌とされている。
ハラタケ目の地下生菌は数々明らかにされているが、ヒダナシタケ目の地下生菌は非常に珍しい存在だ。

採りたてはLindtneriaと同じ鮮黄色だが、断面は鉛色。
(山荘主覚え、鉛Stephano.)
長いトゲの一部が冠状に連結、
stephano(王冠)+spora(胞子)の所以。
Stephanosporaは鉛Stephano.が一般的だが。
このStephanospora sp.
断面はきれいなカステラ状。
(山荘主覚え、カステラStephano.)
鉛Stephano.よりも強く冠が出る。
きれいな王冠だ。

このカステラStephano.
この神社の、洞窟の石垣の上にだけ毎年出るけど偶然だろか・・。

この洞窟が好きなLindtneria、常に天井の落下や埋没の危険にさらされている。その中で生き残ったものがこのStephanosporaかもしれない。
たいがいの地下生菌は、緩やかに時間をかけて地下に適応して行ったと考えられるが、本人の意思とは別に一気に地下生菌化したヤツがいてもいい。