黄ピータン、白ピータン土団子

ツチダンゴ
Elaphomyces sp.

通常黄色い菌糸コート(mycelial crust)をまとい、剥がすとブルーのperidium、灰色のlayer、その下に鮮やかなブルーの粉状glebaが現れる。
構成、色が中華料理のピータンに似ているので、
黄ピータン土団子と呼んでいる。
山荘主のフィールドのいたる所に棲んでいる。
7月になると今年の子実体を作り始める。断面はまだ白い。
不整子嚢菌綱
Plectoascomycetesに属するツチダンゴの子嚢は消失性。
7月後半〜8月初めのごく短期間だけ、その子嚢を見ることができる。
球形子嚢の中に8個の球形胞子を立体的に作る。成熟度に従ってブルーが強くなる。
成熟胞子のサイズは
17〜20μmある。
ごくマレに黄色菌糸の無い、白色菌糸だけのツチダンゴが見つかる。
構造は黄ピータンと全く同じなので
白ピータン土団子。
白ピータンもこの時期だけ子嚢を見ることができる。
8月に入ると子嚢はかなり消失しているが。
成熟胞子サイズは15μm、
ornamentを除くと 12μm。
黄ピータン土団子よりかなり小さい。

この白ピータン土団子が海外の図鑑の
Elaphomyces mutabilisにかなり近いが。
8胞子全てが見える場合もある。
きれいなミカン型。