霧降の滝

平塚市郊外、霧降の滝の森には珍しい植物が有る。
杉の林床にキンポウゲ科の
セリバオウレン
Coptis japonica
v. dissecta
オウレンの葉は1回3出、
セリバオウレンは2回3出。
セリバオウレンはオウレンの変種とされている。
オウレン、セリバオウレン共、日本在来種ではなく移入種らしいが、はっきりした氏素性がわからない。
オウレンは古い時代に漢方薬として渡来、各地の林内で栽培され、野生状態になってしまっているようだ。
同じ林内にニシキギ科の
モクレイシ
Microtropis japonica
これも珍しい。
神奈川県内のこのあたりの丘陵と、(房総と伊豆にも少し分布するが)
九州南部に、すごい
隔離分布している。
タシロラン
Epipogium roseum

1970年くらいまでは珍しいランであったが、なぜか最近は県内各地に増えだした。
南方系のランだが
この林の環境も変化してきたのかも知れない。