西限のスハマソウ

横浜のガケの斜面、
スハマソウが満開。
平地はどんどん宅地化、
県内でもここが最後の棲み家かも。
Hepatica nobilis
var. japonica
form. variegata
キンポウゲ科スハマソウ属

前回の県誌ではイチリンソウ属Anemoneに入れられたが、今回は独立。
茎葉(総包葉)が花に接触した位置にあるのが独立属の理由らしい。
(3枚が輪生してガクのように見える)
県内には丹沢、箱根の山地にミスミソウ
Hepatica nobilis
var. japonica
form. japonica
が分布するが稀。
(スハマソウとは品種関係)
スハマソウは根生葉と総包葉の先端が丸いものが多い、花弁に見えるガク片が6〜8枚と少ないことがミスミソウとの区別点か。
これが富士宮のフジタケさんにもらったミスミソウの写真。
ミスミソウの研究者馬渕智生先生によると日本のミスミソウは4分類群に分けられている。
ミスミソウ、オオミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウ。
そしてこの4群はいずれも異所的に分布、重複せずしっかり棲み分けている。
神奈川は九州ー四国ー本州に分布のミスミソウの東限、岩手から太平洋岸に沿って分布のスハマソウの西限となっている。
境界線は相模川となる。