カイコバイモ、群雄割拠

カイコバイモ

山梨と静岡の一部に分布。静岡のものは絶滅、とされているが、わずかに生き残っている。
(「遊々きのこ」フジタケさんにカタクリの写真を撮っていて見つけたという場所に案内してもらった。)
杉林入口の雑木林。
(フジタケさん撮影)
カタクリの咲く斜面、目をこらすと枯れ葉と同じ色のカイコバイモがひっそりと咲いている。
ユリ科バイモ属
Fritillaria kaiensis


日本では7種。
コバイモの仲間は独特の分布をする。まさに戦国の大名。
北から
コシノコバイモ
(越後の上杉謙信)
カイコバイモ
(甲斐の武田信玄)
ミノコバイモ
(美濃、斉藤道三)
イズモコバイモ
(出雲の尼子晴久)
ナガバナコバイモ
(中国地方九州、毛利氏)
そして四国に2種
アワコバイモ、
トサコバイモ
(長宗我部氏)
コシノコバイモだけ、ミノコバイモの変種とする考えもあるが、みなれっきとした独立種。独自の形態を持って群雄割拠している。

カイコバイモは、形態はイズモコバイモに似る。碗型に開き、葯の色は黄白色。