クロヤツシロランだった!

(9/30)
新治市民の森、去年と同じ場所に
クロヤツシロランが顔を出した。
山道沿いに点々と、どういうわけか今年は皆1花しか付けない。
こちらは去年黒川のヤブで見た果柄。
果柄ではクロヤツシロランなのか
アキザキヤツシロランなのか区別が付かない。
急いで黒川で花探し。
薄暗い杉、竹林で、1cmくらいしか出ていない花を探すのは困難を極める。
この暗い色と唇弁の毛、
クロヤツシロランだった。
アキザキヤツシロランはイボが多く、こんなに全開しない。
毛のある唇弁の上は雄しべと雌しべが合着しているずい柱。その先端の白く見えるのは葯。内側に2個の花粉塊を持つ。葯の下にチョコッと見えるものはヒ体だろう。

ごらんのように唇弁と左右に張り出している側花弁は、大きな3枚のガク片と合着している。
オニノヤガラ属の特徴だ。
黒川のクロヤツシロランはほとんどが受粉完了、しおれていた。
間もなく種子散布のため果柄をスルスルと伸ばす。